- お知らせ [2023/05/31]
平子煮干し1kg入りしばらく品切れです・・ >>
十六島岩海苔(うっぷるい岩のり)採取作業の様子
十六島岩海苔(うっぷるい岩のり)は島根県出雲市で採れる岩海苔です。
食べると柔らかさの中に何ともえない歯触りがあります。その繊細な歯ごたえと、磯の香りが特徴です。
十六島海苔(うっぷるい海苔)の手摘み作業を見学しました。
出雲市平田にある十六島(うっぷるい)で採れる十六島岩海苔。この海苔の採取期は12月初旬から翌1月中旬頃までです。
十六島の少し東側にある塩津(しおつ)、三津(みつ)の海岸で採取しています。
を採取する岩場は、全て漁協によって村ごと漁師さんごとに決められています。
人さし指に岩海苔をくるくるっと巻き、引っ張るように採っていきます。
来年も海苔がつくように、全部を採らず上手く残すように採取していくのも大切です。
岩場は日本海の高波と海苔のぬめりでとても滑りやすくなっています。
海苔がじゅうたんのように岩に張り付いています。
表面はツルツルで、滑って海に落ちそうです。
採取のベテランである皆さんは動きも軽やかですが、こちらは身体の向きを変えるにも慎重に動かないと身の危険を感じるほどです。
海苔摘みは本当に危険な作業だというのがわかります。
暖かいお正月の食卓のために、寒さと危険の中での大変な作業となります。
岩についている岩海苔です。カメラのフラッシュで赤く見えていますが、実際は真っ黒です。
出雲地方では、お正月に餅と海苔を使ったお吸い物仕立てのお雑煮を食べますが、そのお雑煮に欠かせないのがこの十六島岩海苔です。